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【緊急提案】 物流センター従業員の通勤トラブル回避策

                       2011年10月吉日

物流会社管理職様 

物流会社従業員様 通勤のリスク回避と注意喚起のご提案

 

拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃より弊社へ格段のご高配を賜り誠にありがとうございます。


 さてこの度は、弊社の長年のお取引先におかれまして発生
してしまった重要な事案について、そのお客様のご許可を頂いた
上で、同様のトラブルが発生しないように、また万が一発生した
場合でも最小限に抑えられるよう皆様へご案内させて頂きます。


 それぞれ業態や環境の違いなどから直接関係のない方々も
いらっしゃると思われますが、その場合は一般的な知識として
ご確認いただきご容赦下さい。

                                           敬具
                   記
 


1. 案件の概要
  
   ある日突然、3年ほど前に発生した、バイク通勤している
   従業員の方の通勤途上での事故の相手損害保険会社から、
   4,000万超の債務請求の訴状が届いた。

 


2. その詳細
 
 ① 3年ほど前に、原付バイクで通勤していた従業員が通勤
   途上に自転車と接触の事故を起こしてしまった。

 ② その時点では残念ながら自賠責保険しか付保されていな
   かったが、後遺障害9級に認定された相手の方へは、
   その自賠責保険から約650万は支払われた。

 ③ しかし、その相手が自分で加入していた自動車保険の
   「無保険車傷害保険」から『後遺障害』『逸失利益』など
   の給付金合計で4,100万超の保険金が支払われた。

 ④ その相手損害保険会社は、保険金の支払い後、本来その
   支払い義務のあるバイク通勤していた従業員に対し裁判
   を起したが「支払い能力なし」との判断から切り上げた。

 ⑤ 後日、その保険会社から当事者の勤務先である法人へ、
   当事者へ請求されていた金額と全く同じ4,000万超の
   債務請求が「30日以内に支払って下さい」と届いた。

 ⑥ 内容に不満がある場合は、訴状が届いた月の26日までに
   答弁書を返送し、翌月3日に裁判所へ出頭しろとの内容で
   あった。
 

 

3. 対応について


 ① その訴状が届いた翌日に相談に伺い、訴状を拝見し状況を
   大体把握し弊社お取引先弁護士の方と弊社取引損保の事故
   センター長と弁護士に一般論として相談。

 ② その結果、以下の点が指摘された。

 a) 相手損保はかなり本気で支払った保険金を回収するであると
   考えられる事。
 b) 企業の「使用者責任」は無過失責任の為、そこが「ある」
   と認定されたら、その部分では100%勤務先である法人の
   責任が認められてしまう事。
 c) その為、その事故の状況や当時の勤務体系や勤務実態に
   ついて出来るだけ正確に把握する必要がある事。
 d) 実際にこの裁判を弁護士が一般案件として受ける場合は、
   着手金だけで1~200万掛かってしまう事。
 e) 事故の状況などが相手の把握している内容近かった場合、
   総合的に判断すると、争わずに直接相手の弁護士に示談を
   申し入れて金額の交渉をする方法も検討する価値がある
   かも知れない事。
 
 ③ 事故当時の状況を把握しながら、他の弁護士さんにより
   具体的に相談した結果、着手金をより安く受けて下さる先が
   見つかった為、そちらにお願いする事にした。

 ④ 期日までに答弁書を返送し、翌月3日に裁判所へ弁護士さん
   のみ出頭した。

 

4. 現状と今後の展望

 ① 一般的に初回の口頭弁論は顔合わせのような性質が強いので、
   実際の争いは次回からと考えた方が良いと思われます。

 ② これでやっと相手と公の場で争う土俵に乗りましたが、
   この訴状が届いてからの1ヶ月は私も含め関係者の皆様は
   日頃の仕事に影響が出るほど時間を取られ本当に大変でした。

 ③ まだ最終的にどのくらい時間が掛かるかは全くわかりませんが、
   後は相手から出された訴状に対して「過失割合」
   「賠償金額の整合性」「使用者責任の有無」などについて
   反論を作成し争って行くことになります。

 

5. 企業としての注意点


 ① 今回のトラブル事案の最大の原因は、従業員の方が通勤に
   使われている原付バイクの自動車保険(任意保険)に加入
   していなかった事です。
 ② マイカー通勤を承認されておられる企業の大部分は、すでに
   「マイカー通勤規定」を作成され、その目的や運用方法を明確
   にされておられると思いますが、マイカー通勤承認後の承認条件
   の変更事項の報告(自動車保険を更新したら新契約の保険証券写
   を毎回提出するなど)を再度ご徹底されることを強く
   お勧めします。
 ③ また従業員の方々が各自で保険加入し自分で保険料を支払われて
   いる性質上、保険料の支払いが滞った結果、
   「補償の空白期間(無責)」が出来てしまっているのに勤務先が
   それを知らないというケースが増えているようです。
 ④ 改めまして、保険料をキチンと支払う事は非常に重要である事、
   そして万が一、保険料の口座振替が出来なかった場合は、必ず
   加入している保険会社に確認し、補償が中断しない方法を確認する
   習慣を持つようにご指導下さい。

   以上、ご不明な点や「マイカー通勤規定」の事などご質問が
   ございましたら、お気軽にご連絡下さい。
 


                アイ保険プラザ株式会社 足達祥一
                     
                     〒144-0052       
                     大田区蒲田5-28-10-3F
                     電話番号 03-5714-2700 
                
                
【アイ保険プラザ株式会社】
                  ↑HPはここをクリックしてください。
                

 

                 以下ご参考に

【フォークリフトの事故半減!!!】

【年度末繁忙期・物流安全対策会議開催のご報告】            

 

以上 突然の新着情報アップとなりましたが、非常にレアケースでは
あるものの、ケアレスミスと悪い偶然が重なることにより、とてつも
なく処理に人件費と時間と労力が後ろ向きに必要になる作業が発生して
しまうという事を、このHPをご覧になられている物流会社本社さま、
物流センター管理職様あてに弊社協力会社、
アイ保険プラザ株式会社 足達専務様による
公共性ある注意喚起として、全文そのまま掲載させて頂きましたことで
より多くの物流会社・物流センター管理職の方に伝えたいという 弊社
エム・ジェイ企画とアイ保険プラザ様の思いをご理解ください。


特に 5 の注意点の(本人うっかり口座残高不足)による(補償の空白期間
(無責))の存在を 労使一緒に確認・認識しあう事が重要と思われます。


■ マイカー通勤管理規程
■ 私有車通勤誓約書


この2点の再確認と従業員様への意識喚起を 是非是非お願いいたします。

 


                           株式会社エム・ジェイ企画
                            コンプライアンス委員会




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